のり子のコラム
ステュディオ プレジール
のり子のコラム/バックナンバー
2008.8.1掲載

バスク地方(PAY BASQUE)

バスク地方昔「バスク特集」が載っていた雑誌の切り抜きを大事に取っておいたはずなのですが、あちこち探したのに出てきませんでした。片づけ下手は幾つになっても治りません。
バスクという言葉は、学生時代のお料理教室で「バスク風の煮込み」を教わった時に初めて知りました。鶏とトマトと沢山のお野菜を煮込んだもので、パスタにもパンにも合う美味しいお料理です。その時にバスク地方の背景についても話を聞き、バスク=独立運動 という図式で私の中に収まっていました。
その後、フランスにあってフランスにあらず!この言葉は製菓学校で知りました。“ガトーバスク”を教わった時です。ガトーバスクはタルトとバターケーキの中間のようなリッチでザックリとした(ラム酒とアーモンド入りの)生地の中に、チェリーとカスタードクリームを詰めて焼く素朴なケーキです。(中身はチェリージャムやアーモンドなど、色々とあるようです。)硬めの生地なので握力のない私にとって、型に絞り入れるのがちょっと大変ですが、焼き上がるとなんとも言えない良い香りで、味わい深いお菓子です。学校で教わったお菓子の中でも、5本の指に入ります。
バスク地方はフランスの西南部からスペイン北部に広がる大西洋に面した地域です。(独立運動が盛んだったのはスペイン側でした。)ペレー帽発祥の地で、またチョコレートが最初にフランスに入った地域だそうです。素敵なバスクリネンと呼ばれるストライプ柄のキッチンクロス類もここの名産です。
またビアリッツという素敵なリゾート地でも有名です。ここは元々19世紀にナポレオン3世が王妃を連れて避暑に来て以来、各国の王室や貴族が訪れるようになり、クイーンオブリゾートとも呼ばれているそうです。この地には歴史と共に歩んで来たお菓子屋さんがあります。(もとき〜なさんの写真参照)スペインを初めとするヨーロッパ各国の要人達がお店の中でミーティグを行ったり、お茶を飲んだりされたそうです。この方々も名物のガトーバスクを召し上がったのでしょうか?
  ビアリッツへはパリから飛行機で1時間10分、TGVで5時間半ほどで行けるそうです。コートダジュールとは趣の違う、しっとり落ち着いたところということですから、本場のガトーバスクを食べに、いつか是非訪ねたいと思っています。

/Noriko.K

2008.8.1掲載

ビアリッツの夏

ビアリッツ
パリからTGVで5時間 
大西洋岸のリゾート/ビアリッツ
ビアリッツ
1年中サーフィンが出来ることで有名な海
ミーモン
1872創業の老舗お菓子屋さん ミーモン

ミーモン店内
入口の吹き抜け部分から下を見た様子


ミーモン店内
昔からのクラシックな店内にはシャンデリアが..
お菓子のパッケージ
お菓子のパッケージのデザインとロゴはモダン

ストライプ生地とガトーバスク
バスク地方で有名なストライプ生地と、ガトーバスク!


店内のティールーム
フランスでありながらここはカフェでなく、英国式ティールームでアールグレーとガトーバスクが良く合うこと!

パリ/もとき〜な

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