のり子のコラム
ステュディオ プレジール
のり子のコラム/バックナンバー
2007.1.5掲載

公現祭のお菓子

1月6日 キリスト教の暦では エピファニ(EPIPHANIE)=御公現の祝日としてお祝いをします。フランスなどでは第1日曜日(今年の場合は7日)にエピファニが定着しているようですが。 この日は東方から3人の王(博士とも、賢者とも言われます)が、生まれたばかりのイエスキリストのところを訪れ、贈り物を贈って誕生をお祝いした日とされています。 そのため 別名 王様の日(jour des Rois) とも言われ、この日にはガレットデロワ(galette des Rois)というお菓子を食べます。
日本ではクリスマスの後 お正月に重きをおきますから、クリスマスムードは25日を境に陰を潜めますが、ヨーロッパではこの公現祭までがクリスマスシーズンで、1月6日にクリスマスツリーや飾りなどを外して締めくくると聞いたことがあります。随分長いクリスマスですね。そしてこの日のお菓子 ガレットデロワこそ 新年の幕開けのお祝いということになるわけです。
ガレットデロワ(もとき〜なさんの写真 参照)とは リッチなクレームダモンドゥ(アーモンドたっぷりのケーキ生地)と フェーブ(feve )という飾りを一つ詰めて、紙製の王冠付きの大きな円形のパイ菓子のことです。 パイのお菓子自身サクサクとしてとってもリッチで美味しいものですが、切り分けた時に中に埋め込まれたフェーブ(陶器製のお人形など)が当たると、その人は王妃や王様になって王冠をかぶり、その場のみんなから祝福されます。(その年一年間 幸福が続くとも言われます。) 
このフェーブも王様のお人形だけでなく、キャラクターや果物、お菓子など様々な形をした面白いものがあり、これらを収集するコレクターがフランスだけでなく、日本にも大勢いるそうです。 日本でも最近 一月のお菓子としてずいぶん定着してきましたので、一度召し上がってみてはいかがでしょうか。 私も食べたくなってきましたので 6日までにパイ生地を作って、焼こうかなと思っています。
公現祭のお菓子といえばオーストリーにもとても美味しいお菓子があります。これはまた次の機会に と思います。

/Noriko.K

2007.1.5掲載

ガレットデ ロワ( galette des Rois)


パリパリな焼き具合の「シェ ポール」のガレット


焼きたてで厨房から出て来たばかりの「フォション」のガレット


最近はモダンな王冠で勝負の「ダロワイユ」


うずまき柄の「ルノートル」のガレット

ルノートルでは、ジュエリーブランドの「フレッド」と提携 してホンモノのジュエリーをフェーブとして入れたり..

同じくルノートルの豪華ガレット


上/我が家に頂いたお土産のガレット(かわいい王冠付き!)

右/左側:従来のフェーブ.陶器で出来た三人の博士
右側:2006年に登場したルノートルのスワロフスキー社のペンダントヘッド..現代版フェーブ


我が家にあるフェーブの数々

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